こんにちは特別養護老人ホーム 相談員です!
毎年実施している基幹型福祉避難所開設訓練を10月31日に行いました。
今年も電気・ガス・水道が使用できない想定の訓練です。
今年度の新たな試みは
①新しい搬送物品を使用すること
②住吉川へ生活用水をくみに行く
(今年もLEDランタンの明るさが役立ちました。)
※私もランタンのように輝き続けられるように日々、気力体力を充電しています✨
①新しい搬送物品を使用する。
「エアーストレッチャー」を使用し、階段搬送訓練を行いました。
去年使用していた搬送用リフトでは対象者を3名~4名で持ち上げての搬送でしたが
エアーストレッチャーでは対象者を引っ張って搬送する為、少人数(2名~3名)で
搬送ができ、とても便利な物品です。
※ただエアーストレッチャーを使用する際の訓練(練習)は必要です!!
日常では使わない体の使い方になると翌日は筋肉痛
でもコツをつかむと感動します!
②住吉川へ生活用水(トイレや清掃に使用)をくみに行く。
生活用水の確保のため、川に水をくみに行きます。くみに行く人数は3名。
特養相談員・介護リーダー・特定技能生、選ばれし?有志3名です。
我々パーティーの装備は・・・
1.20Lポリタンク4個
2.台車
3.気合と根性
この装備で志を持ち、いざ住吉川へ!!
川までの道のりにいきなりの急こう配坂道、行きは大丈夫そうですが帰りは不安です。
川までの降りるルートは階段か急こう配スロープ・・・
もちろんスロープを選択します。
水をくむときに気付いてしまいました。
ポリタンクを持ってきたものの、水をくむ道具を持って来なかった・・・。
今回はポリタンクに直に水をくみました。20L(20kg)は重すぎます!
水をくむ道具としてポリタンクを使用し、3個は満タン、1個は半分の水をくんだところで施設へ戻ります。
※次回は水をくむ道具を持って行きます。ひしゃくかバケツが必要ですね。
帰り道、台車で急こう配スロープと急こう配坂道を無事にクリアできました。
こんなにも水がありがたく感じる瞬間は今までになかったです。
いつでもだれでも行動できるように訓練は毎年、未経験の職員にも多く参加してもらい実施しています。
一度、訓練を体験することによって、災害時のイメージを持つことが大切です。
訓練の最後は意見交換を行いました。
区役所職員の方、市役所職員の方から貴重なご意見を頂きました。
頂いたご意見は来年の訓練の課題として準備対応していきたいと思います。